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出産・育児

イタリア妊娠生活20 – 【妊娠36週】ASL指定病院でのエコー検査(ecografia)。出産時4000g超の予告

eyecatch_イタリア妊娠生活20。イタリアの国立病院 出産・育児

※この記事は2020年の妊娠生活記の追加記事です。

 

妊娠36週に入った私には怒涛の検査ウィークが訪れる。

5月18日(月)はASL(地域保健局)指定の病院での超音波検査の日だった。

エコー検査はプライベートクリニックで散々してきたが、国立病院で出産するには地域保健所(ASL)が認めた指定の施設で検査をする必要があるらしい。

そしてこの検査で出産時に関する恐ろしい宣告をされるのであった…

 

妊娠&出産に関する前回の記事はこちら↓

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初めてのイタリア国立病院

イタリアの国立病院

2020年5月18日。

大きなお腹に圧迫されて何度も胃酸が逆流して夜中の2時まで寝付けなかった上、その後は頻尿で細切れに目が覚めて明け方まで寝付けず。

しかしこの日はASL指定の国立病院で朝から出産前の検査があったため8時起きだった。

しんどい体に鞭打ってなんとか身支度を整え、仕事を調整してくれた夫に連れられてイタリアへ来て初めて国立病院へ向かった。

 

高原リゾートさながらの場所に建つ国立病院

これまでプライベートの産婦人科クリニックしか行ったことが無かったので、皆から「死ぬほど待たされる」「丸一日潰れる」と悪評高いイタリアの国立病院というものに行くのはこれが初めてだった。

私が住む街は人口の割に国立病院が多く、この日の検査は私が出産予定の病院とは別の病院で行われた。

病院は町外れの一見リゾート地のような場所に建っており、一見素敵なように見えた。

しかし建物自体はかなり年期が入っており、コロナ禍のためか人気が無く静まり返っていた。

大きな建物はいくつかの棟に分かれており、日本のように親切な案内板も無いので出産病棟に辿り着くまで一苦労だった。

初めはメインエントランスから入ろうとしたが妊娠科は別の棟だと言われ、だだっ広い敷地内を再び車で移動した。

 

コロナ禍の対応で夫は中に入れず

ようやく出産病棟に辿り着くと、建物に入る際にショットガンのような体温計で検温され、殺菌ジェルで手を消毒するよう指示された。

ここでスタッフにコロナ対策のため夫は中で一緒に待つことはできないと言われてしまった。

私が全くイタリア語を話せないという事情を説明すると検診の時のみ付き添いが許可されたが、夫は外で待つようにと言われてしまう。

しかし診察の付き添いが許されるだけまだマシだ。

これがもし1ヶ月前…ロックダウン真っ最中だったら夫の付き添いは一切許されず、私はイタリア語がちんぷんかんぷんな中、一人で検査から出産までこなさなければならなかったらしい。

想像しただけで地獄だ。。

仕方なく私だけ建物の中の待合室で待つことになった。

私の前には2名ほど妊婦さんが待っていた。

2人ともお腹の形がくっきり出るようなピタピタのトレーナーに下はレギンスという格好だった。

…これがイタリアの若い妊婦さんの一般的な服装なのだろうか?

体を締め付けない&お腹を冷やさないような服装の日本の妊婦とは真逆の服装にやや驚かされる。

まあ無事に赤ちゃんが産まれるのであればどちらでも良い。

 

ハートフルなクリニックとは対照的な機械的な検査

1時間半ほど待つと、先客の2名より先に私の名前が呼ばれたので急いで外にいる夫を電話で呼び寄せた。

あまり人気の無い廊下を通って入った薄暗い診察室では、私を呼びに来たドッシリしたマンマ風の看護師さんと小柄な女性の医師がいた。

いつものクリニックのおじいちゃん先生の時とは違い、事前の世間話も無く、私は事務的に診察台に通され、お腹を捲り上げるように指示された。

クリニックのように事前に温められるなどの配慮の一切無い、冷たいジェルが腹の上に容赦無く乗せられ、冷たい感覚に思わず心の中で悲鳴を上げた。中にいる息子くんも一緒にビクッとしたような気がした。

やや抗議するかのようにモゾモゾ動き回る息子くんにも御構い無しに、女性医はエコーの機械をグリグリと押し当て、私が苦痛に顔を歪めても、気にせずテキパキと腹の中の息子の頭回りや胴回りのサイズを図っていく。

ものの5分で検査は終了。

 

出産時4キロ超(難産)の予告

「現時点で推定体重は3.1kgですね」

と女性医師。

「成長曲線の正常範囲内ですが、大きめなので出産時には4kgになるかもしれません」

4kg!初産で!?

日本なら帝王切開になるのでは…?

夫から聞いてもらうと、

「帝王切開は5kg超からです」

とのこと。

5kgの赤ん坊など聞いたことがない…

とりあえず元気に動き回る息子に何の健康上の問題も見つからなくて何よりだったが、私は巨大児のお産への恐怖心に駆られながら病院を後にした。

 

営業解禁初日のバールで久々のイタリア式朝ごはん

イタリア式朝ごはん(パニーノ)

イタリアはこの日5/18(月)コロナウィルス感染者の顕著な減少に伴い、イタリアではロックダウンが大幅に緩和された。

バールを初めとした飲食店、美容院、通常の店舗もこの日から営業解禁。

人々の移動も緩和され、州内の移動であれば住民も自由に出かけることが可能になった。

私が住むトスカーナ州の感染者数も一桁台になったので私も外出に対する恐怖心が大分薄れてきた。

そんなわけで、検査を頑張ったご褒美にと検査帰りに再開ホヤホヤのバールへ立ち寄った。

 

久しぶりのバール

朝ごはんはスクランブルエッグ&パンケーキ派の私だったが、この時ばかりは久々のイタリア式朝ごはんに心が弾んだ。

店内へ入店できる人数は規制されており、店内の席は使用禁止になっていた。

外のバルコニー席にはバーのオープンを心待ちにしていたらしい常連客がちらほら座っていた。

 

クリーム入りのコルネットは出産までおあずけ…泣

イタリアンな朝ごはんといえばクリーム入りのコルネットとカプチーノだが、私はさらなる糖質制限のために出産までコルネットはお預け(涙)。

代わりに茹で卵のスライスが挟まれたパニーノを注文したのだが、これがとても美味しかった!

夫はピスタチオクリームのコルネット。

ピスタチオクリームのコルネットと卵のパニーノ

久しぶりのふわふわのカプチーノも美味しかった。

イタリアのバーなら大抵はデカフェの用意があり、どこでも手軽に妊婦でもカプチーノを楽しむことができるのがとてもありがたい。

しかも普通のカプチーノと遜色ない美味しさなので、朝のカプチーノ(orカフェラテ)が欠かせない私にとってはイタリアは天国である。

 

余談:夫は3ヶ月ぶりに床屋へ

そしてこの日、夫は再開したての美容院へ嬉々として出かけていった。

約2ヶ月半放置されてくるくるボンバーになりつつあった夫の髪。

鏡で眺めては”I look like Shimeji…(しめじみたいだ…)”とボヤいていたので、ようやくスッキリできて何よりである。

 

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