※この記事は2020年5月の妊娠生活記の追記記事です。
5/22(金)、怒涛の検査ウィークも本日で一旦終了。
この日は心電図(elettrocardiogramma)を取りに行く日だ。
隣町の廃院直前の病院
心電図は隣町にある病院に指定されていた。
コロナウィルスが蔓延する前、この病院は統廃合の対象で廃院に指定されていたらしい。
これまただだっ広い敷地に立派な建物だったが、修繕は一切されていないようで全体的に黒ずんで少しおどろおどろしい感じがした。
患者の姿はほとんどと言っていいほど見当たらなかった。
ガラガラだったので並ぶことなくすんなり中に入り、診察室の前には既に看護師が待機していて名前を確認され、直通で通された。
上半身真っ裸の心電図とやる気のない女医
診察室の中ではブロンドの40代くらいの女性医がスマホをいじっていた。
この日も夫が付き添ってくれたが、診察室の中までは付き添えないと言われて廊下で待つことに。
心電図を取っている間は上半身真っ裸
私は部屋に入ると上半身完全に全裸になるように指示された。
え。ブラを外すだけじゃなくて完全に全裸…?
日本の心電図ってブラを外すだけで服は着たままでよくなかったっけ?
または検査着を貸してくれたり、最低でも布をかけてくれたりしたような。
真っ裸になる必要あります?
しかしそれを抗議できるほどのイタリア語の能力は持ち合わせていなかった(泣)。
上に布も何も被せてもらえず、上半身全裸のまま診察台に横になる。
看護師はペタペタとセンサーを貼り付けていった。
…ストールかタオルを持参すれば良かった。
心電図をとる間、上半身は真っ裸のまま晒されるという羞恥プレーに耐えること5〜10分。
私は心を無にして窓の外の木を見つめていた。
検査中ずっとスマホをいじりっぱなしの女性医師
そして気になったのが女性医師。
私の検査中、彼女は特に関心も無さそうにずっとスマホをいじっていた。
チラッと見えたが、インスタだか何だか写真を延々とスクロールして眺めていた。
私は透明人間かと思うくらい見向きもされなかった。
対応してくれたのは全て看護師さんだ。
ほどなくして横の機械からベーっと心電図が吐き出され、女性医はその結果の紙にサラッとサインしただけ。
こんなので給料もらってる医者が五万といたらそりゃ廃院指定もされるわな…などと思いながら診察室を後にした。
会計は外で長蛇の列。スタッフ達はゾンビのよう
やたらスムーズに済んだと喜んだのも束の間、会計待ちでえらい並ばされた。(検査は無料のはずだが会計手続きが必要なのだ)
それもコロナ対策とかで、椅子も何も無い建物の外で待たされた。
効率が悪過ぎて一人捌くのにやたらと時間がかかる。
ずっと突っ立って待っているのは臨月の妊婦には辛く、夫が近くの生垣にでも座って待ってていいよと言ってくれたのでお言葉に甘えることにした。
私だけではない、具合の悪い患者もいるだろう中でこの仕打ち…具合が悪くて訪れた病院でさらに病状が悪化しそうだ。
これまで訪れた中でダントツで最低の病院だった。
この病院のスタッフからはやる気や患者への思いやりが感じられない。
廃院の対象となっているからこうなのか、スタッフの質が低過ぎて廃院の対象となったのか分からないが。
スッタフは皆ゾンビみたいだった。
コロナ指定病院で患者を救おうと奮闘する医療現場とはかけ離れた光景だった。
しかしまあ、何とか今週の怒涛の検査は終了である。
この日のご褒美
この日はせっかく隣町に来たので、病院近くのおしゃれなバーへ。
シリアル入り?のヘルシーそうなコルネットがあり、今日はこれに。
ほんのり甘くて中の生地もしっとりしており、美味しかった!
あとは来週、出産予定の病院で麻酔科の検診と助産師との面談を残すのみ!
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