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出産・育児

イタリアで妊娠&出産 – 36週の検査と夫が採尿に駆り出された悲劇

イタリアで妊娠&出産 - 36週の検査と夫が採尿に駆り出された悲劇 出産・育児

イタリアで妊娠&出産 – 36週の検査と夫が採尿に駆り出された悲劇

妊娠&出産関連の前回の記事はこちら↓

姓名判断(字画診断 )- 息子の名前についての私(日本人)と夫(イタリア人)の考え方の違い【海外出産】
妊娠&出産に関する前回の記事はこちら↓ 5/18(月)イタリアの規制緩和と妊娠36週の現在 さて、前々回の記事でも触れた通り、妊娠36週となる今週は、怒涛の検査スケジュールが入っており、街の様々な公立病院・保健所へ、検査で巡る日...

Lui

↑お腹、こんなに大きくなりました!(笑)重い。。

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5/18(月)、エコー検査(ecofrafia)

5/18(月)、コロナウィルス感染者の顕著な減少に伴い、イタリアではロックダウンが大幅に緩和された。

バールを初めとした飲食店、美容院、通常の店舗もこの日から営業解禁。

同時に、妊娠36週に入った私には怒涛の検査ウィークが訪れる。

仕事を調整してくれた夫に連れられ、イタリアへ来て初めて国立病院へ。

これまでプライベートの産婦人科クリニックしか行ったことが無かったので、皆から「死ぬほど待たされる」「丸一日潰れる」と悪評高い国立病院がどんなものか、未だ味わったことが無かったのだ。

エコー検査はプライベートクリニックで散々してきたが、国立病院で出産するには地域保健所(ASL)が認めた指定の施設で検査をする必要があるらしい。

1ヶ月前だったら夫の病院への付き添いはNGだった

この日の病院は街外れの、高原リゾートのような場所に建っていた。

大きな建物はいくつかの棟に分かれており、初めはメインエントランスから入ろうとしたが、妊娠科は別の棟だと言われ、だだっ広い敷地内を再び車で移動した。

建物に入る際、ショットガンのような体温計で検温され、殺菌ジェルで手を消毒するよう指示された。

予約時間前に到着したが、私の前には2名の妊婦さんが待っていた。

コロナ対策のため夫は中で一緒に待つことはできないと言われてしまい、夫は外で待つことに、

しかし、診察の付き添いが許されるだけまだマシだ。

これがもし1ヶ月前…ロックダウン真っ最中だったら夫の付き添いは一切許されず、私はイタリア語がちんぷんかんぷんな中、一人で検査から出産までこなさなければならなかったらしい。想像しただけで地獄だ。。

ハートフルなクリニックとは対照的に事務的に進められる検査

1時間半ほど待つと、先客の2名より先に私の名前が呼ばれ、急いで外にいる夫を電話で呼び寄せる。

あまり人気の無い廊下を通って入った薄暗い診察室では、私を呼びに来たドッシリしたマンマ風の看護師さんと小柄な女性の医師がいた。

いつものクリニックのおじいちゃん先生の時とは違い、事前の世間話も無く、私は事務的に診察台に通され、お腹を捲り上げるように指示された。

クリニックのように事前に温められるなどの配慮の一切無い、冷たいジェルが腹の上に容赦無く乗せられ、冷たい感覚に思わず心の中で悲鳴を上げた。中にいる息子くんも一緒にビクッとしたような気がした。

やや抗議するかのようにモゾモゾ動き回る息子くんにも御構い無しに、女性医はエコーの機械をグリグリと押し当て、私が苦痛に顔を歪めても、気にせずテキパキと腹の中の息子の頭回りや胴回りのサイズを図っていく。

ものの5分で検査は終了。

「現時点で推定体重は3.1kgですね」

と女性医師。

「成長曲線の正常範囲内ですが、大きめなので出産時には4kgになるかもしれません」

4kg!初産で!?

日本なら帝王切開になるのでは…?

夫から聞いてもらうと、

「帝王切開は5kg超からです」

とのこと。

5kgの赤ん坊など聞いたことがない…

とりあえず元気に動き回る息子に何の健康上の問題も見つからなくて何よりだったが、私は巨大児のお産への恐怖心に駆られながら病院を後にした。

この日のご褒美

この日からバールが再開したので楽しみにしていた久しぶりのイタリアンな朝ごはんタイム。

早朝検査のささやかなご褒美のつもりだった。

しかし、お腹の中の人が育ち過ぎることを恐れ、大好きなクリーム入りコルネットは控え、私はミニパニーノにしておいた。

妊娠糖尿尿の心配が無くなってからしばらく気が緩んでしまっていたのだが…もう一度気を引き締めよう。涙

イタリア_バール_20200518

5/20(水)、膣内細菌培養検査、血液検査、尿検査

この日の検査は地域保健所(ASL)で実施された。

早朝にも関わらず、ASLの外には既に沢山の人達が待っていた。

しかしながら妊婦の私は先に通してもらえ、待つことなく中に入ることができた。

ここでも入り口で順番整理をしている看護師に

「旦那さんは一緒に入れないわよ」

と言われたが、夫が

「妻はイタリア語が話せないので」

と言うと、

「イタリア語が話せなくてあなた達一体どうやってコミュニケーション取ってるのよ」

と謎なことを言われた。(夫が「いや、英語で…」と返していたが)

彼女の頭の中にはイタリア語以外の言語は存在しないのだろうか。

まずは受付に行き、ホームドクターに用意してもらった検査指示書と妊娠手帳を渡す。

妊娠手帳は検査の記録を残していくものと思っていたのだが…容赦無く該当ページを破かれ、査収されてしまった。。

破かれた妊娠手帳の断片と何枚かの書類、バーコードなどが印字された複数枚のシールをホチキス留めされたものを渡され、検査場へ向かうように指示された。

採尿に駆り出される夫

検尿については、夫が会社で自由にもらえるという検尿カップを持って帰って来てくれたので予め家から用意していった。

プライベートの検査クリニックでも同じ容器だったので、てっきりこれがイタリア標準だと思っていたのだが…

看護師は夫に何やら説明し始め、人差し指ほどの小さな試験菅のようなプラスチック容器とビニール手袋を手渡した。

え。まさか…

夫は私に

「いいからそっちは診察台に上がって採血してて!」

と言い残し、私の尿が入った容器とビニール手袋、試験管を持ってどこかへ行ってしまった。

まさか夫が私の尿を試験管に移すのか!?

しかもあの容器、どう見たって日本みたいなスポイト式になってないし、移す時にザバザバに手にかかるじゃん…!!

「いや、自分でやるから!」

と止める暇もなかった…

羞恥心で動揺する私をよそに、看護師はブスリと私の右腕に針を刺し、せっせと採血をし始めた。

合計9本!かなりの血を失った気がした。

夫は何ともない顔をして戻って来、無事移せたらしい私の尿が入った容器を看護師に手渡した。

顔から火が出そうだった…

膣内細菌培養検査…膣だけじゃありませんでした(笑)

残るは膣内細菌培養検査。

これは妊娠科で検査するとのことで3階(日本の4階)へ。

GBS(B群溶血性連鎖球菌)やその他の性病菌の検査と理解していたのだが…

大きな綿棒は、膣のみならずお尻の穴にもズボッと入れられ…これまた痛みと恥ずかしさで涙目になった。。

妊婦はツライよ。。泣

この日のご褒美

この日も帰りに朝ごはんを食べにバールへ。

新作なのか、ゆで卵が挟まったブリオッシュのミニパニーノがあったので頼んでみた。

卵サンドが大好きなワタクシ。

ブリオッシュは他のパンのようにしょっぱくなく、日本のパンのようにふわふわでとても美味しかった。

美味しいカプチーノが飲めるだけでも幸せ。

イタリアのバール_カプチーノ&パニーノ

5/22(金)、心電図(elettrocardiogramma)

そして本日は心電図を取りに隣町の病院へ。

コロナウィルスが蔓延する前、この病院は統廃合の対象で、廃院に指定されていたらしい。

これまただだっ広い敷地に立派な建物だったが、患者の姿はほとんどと言っていいほど見当たらなかった。

ガラガラだったので、並ぶことなくすんなり中に入り、診察室の前には既に看護師が待機していて名前を確認され、直通で通された。

心電図は上半身真っ裸で配慮ゼロ

中ではブロンドの40代くらいの女性医がスマホをいじっていた。

夫は診察室の中には入れず、私は上半身完全に全裸になるように指示された。

え。ブラを外すだけじゃなくて完全に全裸…?

しかも上に布も何も被せてもらえず。

上半身全裸のまま、隠すことも許されずに診察台に横になるように言われ、看護師にペタペタとセンサーを貼り付けられていく私。

女性医は特に関心も無さそうにずっとスマホをいじっていた。

ほどなくして横の機械からベーっと心電図が吐き出され、その結果の紙に女性医がサラッとサインしてあっけなく終了。

外で待たされる会計

これもまたやたらとスムーズに済んだと思いきや、会計待ちで並ばされた。それも外で。

これが時間がかかった。

なんて効率が悪いんだ…しかも中には具合の悪い患者もいるだろう中で、外で立って待たせるとは…

廃院の対象となっているだけあってこの病院のスタッフからはやる気が感じられなかった。

コロナ指定病院で奮闘する医療現場とはかけ離れた光景だった。

この日のご褒美

イタリアのバール_カプチーノ&コルネット

この日はせっかく隣町に来たので、病院近くのおしゃれなバーへ。

シリアル入り?のヘルシーそうなコルネットがあり、今日はこれに。

ほんのり甘くて中の生地もしっとりしており、美味しかった!

というわけで、何とか今週の検査スケジュールは完了である。

あとは来週、出産予定の病院で麻酔科の検診と助産師との面談を残すのみ!

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