本日で妊娠36週、日本式の数え方で10ヶ月に突入した。
大きくなったお腹で動くのがしんどくなり、買い物も一苦労。
一方で胎動は活発になり、お腹の中で息子が元気に動き回っているのを感じる今日この頃である。
大きくなったお腹で床に落ちた物が拾えない…
お腹の大きさは既にバスケットボール大。
体が重過ぎて最近では立ち仕事が辛くなってきた。
パンを焼こうとパン生地を捏ねただけでもお腹が張ってきてしばらくは横にならなければならない。
床に物を落とすと拾うのも大変。
なので何か落とすと思わず溜め息が漏れてしまう。
そして足の指の爪が自分で切れない!これは想像していなかった。。
仕方なく夫にひざまづいて切ってもらっているが、これはこれで悪くないかもしれない(笑)。
夜になると活発になる胎動
既にお腹の中でエンジン全開なのではないかと思うほど元気一杯の息子くん。
午前中は比較的穏やかなのだが、夜になるに連れてどんどん活発になってくる。
腹の形が変わらんばかりに目一杯グニョ〜っと動いたり、バンバンと連続蹴りをしてきたり。
一番辛いのは、体を伸ばして反り返っているのかと思うくらいに胃のあたりをグーッと押し上げられる時である。
これをされると胃酸が一気に口までこみ上げて来て非常に辛い!
しかしこれも息子が元気に育ってくれているという証拠。
自分の体の中にもう1人人間がいるというこの不思議な感覚をもう少し楽しもうと思う。
スーパーの買い物も一苦労
今日は缶詰や冷凍食品、乾物などの加工品が残り少なくなって来たため、かなり久しぶりに地元の大型スーパー、カルフールへ赴いた。
カルフール(Carrefour)はフランス資本のハイパーマーケットで、スーパーだけでなく中はショッピングモールのようになっている。
巨大なスーパーはもちろん、洋服などの小売店や薬局、バールやレストランなども入っているので一度に用事が済み、とても重宝する。
4ヶ月ぶりに訪れたカルフールはシャッター街
コロナ禍により我が家がカルフールに行くのは実に4ヶ月ぶりだった。
未だ規制対象となっている店舗がほとんどのため、モールの中はほぼシャッター街となっていた。
とても寂しい。
しかし明後日5/18(月)にはこれらの店舗もほぼ全て解禁となり、一気にオープンするようだ。
また以前のような活気が戻ってくることを願う一方、店舗の解禁と共に一気に客足が戻って第2フェーズが始まってしまうのも怖い。
イタリアでのコロナウィルス感染者数はかなり減少してきているとは言え、未だゼロになった訳ではない。(本日の新規感染者はイタリア全土では875名、トスカーナ州で30名)
買い物中に襲われるお腹の張りと息切れ
シャッター街の中で唯一開いていたスーパーの前には列が出来ていたが、5分ほどで入店できてしまった。(入店の際にはグローブ代わりのビニール袋を両手に被せなければならない)
久しぶりの大型スーパーにテンションが上がったものの、だだっ広いカルフール内をうろうろしている内にお腹が張ってきてしまった。
息も上がってきたので、店舗スタッフに頼んでその辺の台の上に座らせてもらって休むハメに。
その間に夫に買い物の品を集めてきてもらった。
足の付け根から臍の上までが突っ張るような痛みと心臓の動悸。
さらにマスクの息苦しさも手伝って、しばらくゼーハーしていた。
しかしあまり具合が悪そうにしていると他の客にコロナ患者と勘違いされそうなので、出来るだけ平静を装うようにした。
どうやら歩き回るのも1時間が限度のようだ。
帰宅後は夫と共同作業で買って来た品物をアルコールで拭いて格納していくという一仕事を終えると、あまりの疲れでしばらくソファでひっくり返ってしまった。
臨月の妊婦にとっては巨大スーパーでの買い物も一苦労だ。
妊婦に優しいイタリア社会
とはいえ良いこともあった。
レジの前には長蛇の列ができていたが、フウフウ言いながら歩いて来た私を見て他のお客さん達は
「いいよ、先に行きなさい!」
と快く前に通してくれ、あっという間に先頭へ押し出され、ほぼ並ばずに会計ができてしまったのだ。
イタリア社会は妊婦さんに優しい。
初めてイタリアに移住して良かったかもしれないと思えた日だった。
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