今川焼き器で「外はカリッ中はモチッ」な全粒粉入りイングリッシュマフィンのレシピ
※新型コロナウィルスについては、別途毎日レポートにまとめていますので、イタリアの様子が気になる方は以下の特設カテゴリから2/29(土)からの感染者数の推移をご確認頂けます。↓

※本日(3/21 18:00時点)のイタリアのコロナウィルスレポートは別記事で挙げています↓

今川焼き器、イタリアで大活躍中!
実は日本に住んでいた頃、私の夫はカスタード入り今川焼きが大好物でした(笑)
イタリアに移住する際、私の夫がこぼしたのは、
夫「美味しい寿司とカスタード入り今川焼きは間違いなく恋しくなるだろうな…」
でした。
寿司はちょっと厳しいですが、今川焼きなら、家庭用の今川焼き器を買えば何とか自分で作れるのでは?と購入してみることに。
モノグサな私がどれだけ活用するかも怪しかったので、とりあえず一番安いヤツを購入してみることに(笑)↓
「パール金属 おやつDEっSE ふっ素加工 大判焼器4穴 【ガス火専用】 D-420」¥2,100
夫も超ノリ気だし、まあ2,100円ならいっか!ということで購入することに。
今川焼き(大判焼き)器、新型コロナウィルスの影響で思わぬ大活躍
イタリアへ移住後、案の定、今川焼き器くんはしばらく放置され、活躍の機会がありませんでした…。
が、ここへ来て新型コロナウィルスの感染が拡大し、イタリアでは厳しい外出規制がかけられ、食べたい時にコルネットやジェラートも買いに行けなくなる事態に。
口寂しくなった私達夫婦。
ここで今川焼き器が家にあったことを思い出し、カスタードクリーム今川焼きを作ってみることに。
…これが結構美味しくできまして!
(でも今はまだ究極のカスタードクリームを研究中なので、今川焼きのレシピはクリームを極めたら載せますw)
さらに、この今川焼き器が意外と使えることに気づいてしまったのです。
以来、パンケーキや、北イタリアの街、モデナの伝統的なパン「ティジェッレ 」など、諸々に活用するように。
そして今回は「イングリッシュマフィンもいけるんじゃ?」ということで作ってみたら、これがかなり美味しく出来たので、レシピを紹介したいと思います!
今川焼き器で作るイングリッシュマフィンのレシピ
私は全粒粉入りが好きなので全粒粉入りで紹介していますが、普通のマフィンがお好みでしたら、粉の全量を強力粉にして下さいね。
全粒粉入りイングリッシュマフィンの材料
元種を使って作る場合
以前、別の記事でビール酵母からパンの元種を起こす方法を紹介しました。
元種は酵母と水、粉を混ぜるだけで2-3時間で出来ます。
元種から作る方が確実にフワフワ、モチモチに出来上がるのでオススメですが、「面倒臭い!」という場合は「ドライイーストを使って作る場合」をご参照ください。
- 酵母(私の場合はビール酵母)の元種:250g
- ※黒パン用の粉(Pane Nero):150g
- ぬるま湯(35℃程度):80-100cc ※生地の様子を見ながら調整
- 砂糖:大さじ1
- 塩:小さじ1弱
- オリーブオイル:大さじ1
- バター:10g ※常温に戻しておく
- コーンミール(コーンフラワー):適量(最後に周りにまぶす用)
黒パン用の粉(Pane Nero)とは、イタリアに売っている↓こちらの粉で、既に強力粉に全粒粉や雑穀が混ぜられた便利な粉です。
無い場合は、強力粉:全粒粉=7:3の配分で混ぜます。
この場合、元種が強力粉なので、強力粉=60g、全粒粉=90gになります。
ドライイーストを使う場合
- 強力粉:210g
- 全粒粉:90g
- ドライイースト:5g
- ぬるま湯(35℃程度):190〜210cc ※生地の様子を見ながら調整
- 砂糖:大さじ1
- 塩:小さじ1
- オリーブオイル:大さじ1
- バター:10g
- コーンミール(コーンフラワー):適量(最後に周りにまぶす用)
今川焼き器を使った全粒粉入りイングリッシュマフィンの作り方
一次発酵まで
- 元種を使う場合は、作る2〜3時間前に常温に戻しておく。(夏は不要かもしれません)
- バター以外の材料を全てボウルに入れ、菜箸かスプーンなどである程度まとまるまで混ぜる。ぬるま湯は、耳たぶより少し柔らかめくらいがベスト。
- まな板などの台の上に出し、バターを加えて手でさらに捏ねる。生地が柔らかいので、強力粉で打ち粉をしながら捏ねる。まな板にこすりつけるように。
- 生地に伸びが出てツヤが出てきたらOK。ボウルに戻し、ラップをして一次発酵
↑元種を使った場合はこれくらい(約3倍)まで膨らみます。(冬の室温で所要時間は4-5時間)ドライイーストだと1時間程度のようです。
二次発酵まで
- 一次発酵が終わったら、生地をボウルから出し、台の上に取り出し、綿棒などで伸ばしてガス抜きをする
- 再度コネ直し、8〜9等分に切り分ける。(私は8等分にしましたが、9等分の方が綺麗にできると思います)
- 切り分けた生地を丸め直し、周りに満遍なくコーンミールをまぶす。
- スペースを空けて並べ、上にラップ、さらにその上に濡れ布巾をかけて二次発酵
- 再び2〜3倍に膨らむまで待つ
焼き上げる
- 今川焼き器を、極弱火で予熱する
- 十分に膨らんだ生地を今川焼き器に並べる
- 上側の鉄板を閉じ、4分焼く
- 裏返し、また4分焼く
- さらにまた裏返し、3分焼いて出来上がり!
外はカリカリ、中はもっちりな全粒粉入りイングリッシュマフィン
後で温め直しても美味しく食べられますが、是非とも一つは焼き立てを食して下さいませ!
中にスカモルツァチーズとモルタデッラを挟んだり…
はちみつで甘いマフィンを頂くのもアリです!
究極のカスタード入り今川焼きのレシピは、またクリームを極め次第、レシピをアップしますので、乞うご期待!(←誰もしてないw)
↓ブログ村ランキングに参加しています。ポチッと応援頂けると励みになりますm(__)m