「究極のカスタードクリーム今川焼き」の追究 – 大判焼き器活用術シリーズ
※イタリアの新型コロナウィルスの状況については、感染者数の推移や主な出来事、イタリアの様子などを毎日まとめていますので、以下の特設カテゴリからどうぞ。↓

※現時点の最新(3/26 18:00時点)のイタリアのコロナウィルスレポートは別記事で挙げています↓

イタリアでも究極のカスタードクリーム今川焼きを食べたい!
さて、ブログがコロナウィルスの記事ばかりになってしまいそうなので、現在のこの外出禁止令中の私のささやかな趣味の話をしたいと思います。
イタリア在住日本人の間では、密かにTwitter上に飯テロ画像を上げるのが流行っています(笑)
そして今の私のマイブームは日本から背負って来た今川焼き器の活用。
私が使っている型はこちら↓
前回は全粒粉入りイングリッシュマフィンのレシピを紹介しました。↓

今回はこの今川焼き器を買った本来の目的、カスタードクリーム今川焼きのレシピを紹介したいと思います。
私が目指す「究極のカスタードクリーム今川焼き」とは
まず、私が目指す「究極のカスタードクリーム今川焼き」の定義について。
これは本当に人の好みによると思うのですが…
- 生地がモチモチふわふわであること
- カスタードクリームは濃厚でのってりとして滑らか、それでいて素朴な味であること
- 生地:クリームの比率は1:1
私は生地の部分も好きなので、生地が薄過ぎるより、生地もしっかり楽しめる厚手の今川焼きが好きです。
さらに、生地がパサパサなのもNG。
モチっとふわっとしていることが理想です!
目指すは「サザエ溝の口店」の今川焼き
都内や横浜・川崎など色々なエリアの今川焼き屋さんを食べ歩いてみた結果。
現時点で私が理想とする究極の今川焼きが食べられるのは、この「サザエ 溝の口店」です!
もちもちふわふわな生地の中に、とろける滑らかなカスタードクリーム…。
一口頬張っただけでそれはもう幸せな気分になれます!
私のイタリア人の夫も、ここの今川焼きを食べた結果、彼の故郷南イタリアのプーリア州の名物、パスティチョットを差し置き、今ではカスタードクリーム今川焼きが1番の好物となってしまいました(笑)
サザエは北海道に拠点を置く「サザエ食品」の系列店のようですね。
溝の口以外にも拠点があるので、興味のある方は是非一度訪れて見てください!
モチふわカスタードクリーム今川焼きのレシピ
さて、現時点ではまだ修行中の私ですが、何度か作っている内に「お客様に出せるレベル」程度までは上達したので、途中経過としてそのレシピを載せたいと思います。
まだまだサザエのレベルには及びませんが、こちらのレシピでも、今川焼きにうるさい夫が喜ぶレベルにはなったので、是非試してみて下さいね!
材料(8個分)
<カスタードクリーム>
- 卵(全卵):1個
- 砂糖:大さじ4
- 薄力粉:大さじ2
- 牛乳:200cc
- バニラエッセンス(バニラパウダー):少々
※イタリアではバニラエッセンスは見かけず、お菓子コーナーで「バニラパウダー」を見つけました。これを一袋入れてしまうと嫌味になってしまうので、半袋程度がお勧めです。
<生地>
- 薄力粉:150g
- 白玉粉(又はタピオカ粉):50g
- ベーキングパウダー:4g
- 重曹:4g
- 砂糖:20g
- はちみつ:5g
- 塩:ひとつまみ
- 卵:1個
- 牛乳:120cc
- 水:120cc
- サラダ油:5g
作り方
カスタードクリームの作り方
- 耐熱ボールに卵(全卵)を割り入れ、泡立て器で混ぜる
- 1に砂糖、薄力粉を入れ、よく混ぜる
- 2に牛乳を加え、さらによく混ぜる
- ラップをせずに電子レンジ600wで2分加熱する
- 一旦取り出し、泡立て器でよく混ぜる
- さらに電子レンジ600wで1分加熱する
- 再び取り出し、泡立て器でよく混ぜる
- 再び電子レンジ600wで1分加熱する
- バニラエッセンス(バニラパウダー)を加えて混ぜる
- 表面に膜ができないようにラップをピッタリくっつけて被せ、粗熱を取る
- 粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れて冷やしておく
生地の作り方
- ボウルに砂糖、はちみつ、塩、卵を入れ、よく混ぜる
- 水、白玉粉を入れてよく混ぜる ※白玉粉が固形の場合は20分ほど置いてから混ぜる
- 薄力粉、ベーキングパウダー、重曹を合わせ、牛乳と交互に2へ篩い入れる
- 粉類が馴染んだらサラダ油を加え、さらによく混ぜる
- 冷蔵庫で1時間ほど生地を休ませる
カスタードクリーム入り今川焼きの焼き方
- カスタードクリームは8等分にしておく
- 今川焼きの型に薄く油を塗り、弱火にかける。今川焼きの方の両サイドの厚みが異なる場合は、まずは薄い方から火にかける
- 型に生地を流し入れる。倍以上に膨らむので、生地を入れるのは型の厚みの半分程度まで
- ふつふつと表面に穴が開いてきたら、型をひっくり返して反対側を加熱する
- 反対側の型に生地を流し入れる
- 表面に穴が開き始めたらカスタードクリームを中心に載せていく
- 6の上から薄く生地をかける
- 今川焼き器を閉じ、弱火のまま片面3〜4分ずつ焼く
完成
焼き上がるとこんな感じです。
アツアツも美味しいですが、少し時間が経ってから食べてもモチモチ度が増して美味しいです。
これでもお客様に出しても喜んで頂けるレベルかなと思います!
ただ、私が目指すのは「サザエ」の今川焼き。
これからもさらなる進化を遂げるため、色々と試してみたいと思います。
納得のいく理想の今川焼きになったら、その時はまたこの記事を更新したいと思います!
↓ブログ村ランキングに参加しています。ポチッと応援頂けると励みになりますm(__)m