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新型コロナウィルス

イタリアのコロナウィルス死亡者数は本当に異常か?データから考えてみる

イタリアのコロナウィルス死亡者数は本当に異常か? 新型コロナウィルス

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イタリアのコロナウィルス死亡者数は本当に異常か?データから考えてみる

※新型コロナウィルスについては、別途毎日レポートにまとめていますので、イタリアの様子が気になる方は以下の特設カテゴリから2/29(土)からの感染者数の推移をご確認頂けます。↓

イタリア新型コロナウィルス(Covid-19)の関連記事
「新型コロナウィルス」の記事一覧です。

※この日(3/13)のイタリアのコロナウィルスレポートは別記事で挙げています↓

イタリア、新型コロナウィルス(Covid-19)感染状況レポート【2020年3月13日 18:00時点】
イタリア、新型コロナウィルス(Covid-19)感染状況レポート【2020年3月13日(金) 18:00時点】 コロナウィルス(Covid-19)の感染状況【2020/3/13(金)18:00時点】 ※前回(3/12)のレポートはこちら...
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イタリアの死亡者数の多さについて

イタリアと韓国の死亡者数

20200313_コロナウィルス各国感染者

※出典:worldometerより(2020年3月13日時点)

本日一日で250名もの方がコロナウィルスで亡くなったイタリア。

よく韓国の死亡者数と比較されていますが、これまでイタリアでは累計1266名の方が亡くなったのに対し、韓国は71名

約18倍です。

イタリアは他の疾患で亡くなった死亡者も、感染していた場合は全てコロナウィルスの感染者としてカウントしているという話は以前も書きました。

それを踏まえても、イタリアは死亡者数が多過ぎないか?となります。

イタリアの死亡者数について飛び交う憶測

  • こんなに死亡者数が多いのは既に医療崩壊が起こっているからに違いない
  • 財政負担を軽減するために医療機関を極端に減らし過ぎたせいで患者が溢れているに違いない
  • 現場では既に命の選別が行われていて、高齢者は治療を受けられずに見捨てられている

など様々な憶測が飛び交い、Twitter上で混乱を呼んでいます。

確かに医療関係者からは限界を感じさせる悲痛な声がそこここから発信されているものの、だからといって医療リソース不足で助からない人が続出する事態になっているかと言えば、それについては憶測の域を出ないと思っています。

その前に、そもそも十分な治療が受けられても助からないほど重症化する感染者が多いことに焦点を当てた方が良いように思います。

イタリアと韓国、圧倒的に異なる感染者の年齢別割合

コロナウィルスは、子供・若者が無症状や軽症で済むことが多い一方で、高齢者、特に70代以上は重症化し、死亡率が高くなることが分かっています。

ニューヨークポスト紙でも言われているように、イタリアの人口の23%が高齢者であり、感染者の数も圧倒的に高齢者が多いのです。

Here’s why the coronavirus death rate is so high in Italy
Italy has the highest number of deaths outside mainland China.

イタリアと韓国、コロナウィルス感染者数の年代別割合

そうは言ってもピンとこない…

という方。

韓国とイタリアの感染者数の年代別割合

初めに、累計感染者数に占める累計死亡者数で見る平均死亡率は

  • イタリア:約7.2%
  • 韓国:0.9%

ドイツの連邦人口研究所(人口統計学および出生率の人口動向に関する研究機関)に勤めていらっしゃる、ある研究員の方が興味深い統計を出しています。

イタリアと韓国の、感染者における年齢別の割合の比較です。
※赤の棒グラフが韓国、緑がイタリアです。

これを見ると、感染者の内、70代の割合は、韓国が5.7%であるのに対し、イタリアは22.2%、80代は韓国3.0%、イタリアが19.1%

イタリアでは、70代以上の高齢者が感染者の40%以上を占めており、イタリアの方が圧倒的に高齢者の割合が高いことが分かります。

そして韓国の感染者は20代が圧倒的に多い(29.9%)。

イタリアにおけるコロナウィルス の年代別死亡率

コロナウィルスの20代の死亡率は0.2%と言われているのに対し、70代では8.0%、80代では14.8%です。

コロナウィルスの年代別死亡率

※参考:※出典:worldometerより

上記は世界における年代別の死亡率ですが、20年3/17にイタリアの年代別死亡率が出ましたので、こちらに貼っておきます。上記の世界平均より、高齢者の死亡率が高くなっています。

【Lab24】イタリアコロナウィルス 死亡者_年代別割合

世界平均に対し、イタリアでは

  • 70代:8.0%→12.3%
  • 80代:14.9%→19.6%
  • 90歳以上:??→22.9%

90歳以上では5人に一人以上が亡くなっています。。

イタリアの死亡者に占める高齢者の割合は94%

上記の背景から、イタリアの国立衛生研究所が14日付で死亡者の年代別割合を発表しています。

それによると、死亡者の内訳は

  • 80歳以上:42%余り
  • 70代:約35%

そして60代も含めると、死者の94%を60代以上の高齢者が占めています

さらに、死亡者の99%は糖尿病や高血圧などの疾患がある方々。

初めに記載した通り、他国では他疾患で亡くなった死亡者はコロナの感染による死亡者としてカウントされていません。

イタリアが他国と同じカウント方法を取った場合、死亡者は現在の1%となることになります。

以上より、イタリアの死亡率が他国に比べて格段に高いのは

  1. イタリアの感染者に占める高齢者の割合が圧倒的に高い
  2. 他疾患で亡くなった方もコロナウィルスの死亡者としてカウントしている(純粋なコロナ死亡者は今の数字の1%)

以上の理由からになります。

イタリアは保健省の力が強く、政府とも癒着していません。

なので、世界から見れば馬鹿正直なくらい、素直な数字を公表しているのです。

 

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※関連して、イタリア政府が行なっている全土封鎖政策や、イタリアの現在の医療現場の状況について、別記事で詳しく書いています↓

イタリアvsコロナウィルス - 中国湖北省を追う政府と冷静な対応の医療現場
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