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出産・育児

イタリア妊娠生活13 – 妊娠16週(5ヶ月)。安定期の訪れと体重の急増。妊娠糖尿病の危機!?

eyecatch_イタリア妊娠生活13-体重急増と妊娠糖尿病の危機 出産・育児

辛いつわり期が終わってやっと訪れた妊娠中期。

しかし黄金の安定期と言われるこの妊娠中期は世の中が正に新型コロナウィルスに飲み込まれ始めた頃だった。

徐々に外出が制限されていくイタリアで引きこもってパン作りに専念していた私は…体重が急増してしまい、妊娠糖尿病のリスクまで指摘される事態となった。

前回の記事はこちら↓

イタリア妊娠生活12 - つわりのピークとインフルエンザの流行、そしてコロナ…美術大学院の休学の決意
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妊娠16週(5ヶ月)。つわり終了!安定期の訪れと両家の実家帰省

着陸する飛行機

 

2019年12月半ば。私は妊娠16週(5ヶ月)になり、妊娠中期に差し掛かった。

16週のうちのある日、全く気持ち悪さを感じなくなったことに気がついた。

夜になって突然気持ち悪さがぶり返すのではとビクビクしていたが、夜まで何ともない。

つわりが終わった!!!

それは自宅で義両親と共に夫の長期出張の帰りを待っていたクリスマスの前週だった。

今年の南伊プーリア州へのクリスマス帰省は諦めかけていたが、ギリギリでつわりが明けてくれたのだ!

 

妊娠16週でイタリア縦断。南イタリア、プーリア州レッチェへの帰省

レッチェ, Lecce, サレント地方, salento, クリスマス

夫も無事長期出張から戻り、私達は義両親と共にイタリアを南下して夫の実家、南イタリアのプーリア州レッチェへ向かった。

渋滞に巻き込まれつつの片道13時間。

安定期に入ったとはいえ、大きくなり始めたお腹で車高の低い我が家の車での長距離ドライブは中々しんどいものがあった。

夫と出会ってから6回目のレッチェで過ごすクリスマス。

そして私がイタリアに移住してから初めてのクリスマスでもあった。

年々豪華になりつつあるレッチェ旧市街のクリスマスイルミネーションはこの年が最高に美しかった。(2021年はコロナ禍で大分粛清モードだった)

クリスマスで苦しめられたのがご馳走だ。

南伊といえばモッツァレラチーズやブッラータなどのフレッシュチーズで、特にプーリアだとブッラータが美味しいのだが、妊娠中はこれらの非加熱のチーズは食べられない。

義実家ではどっさりと美味しそうな生ハムやブッラータが机にドーンと並べられたが、これらの好物を私は一切口にすることができなかった(涙)。

クリスマスのご馳走が満足に食べられないという、妊婦には厳しいクリスマスであった。

 

妊娠17週で日本への一時帰国

東京の夜景

1週間足らずのレッチェのクリスマス休暇からヴェルシリアの自宅に戻って来た私達は、1日置いて日本へ飛んだ。

ここで、ローマから東京へ向かう機内で少し後悔する出来事が。

命名「アリタリアの魚料理事件」。

チケットの予約時はまだ私の悪阻が続いていることを予想し、夫は肉が食べられなかった私の機内食を魚料理にするよう特別オーダーを出してくれていたのだ。

しかし…なんと出て来たのがスモークサーモンだった。

スモークサーモンはリステリア菌感染の恐れがあるため、妊娠中はNGな食材だ。

↓妊娠中のOK・NGな食材についてはこちら。

イタリア妊娠生活6 - 刺身はOK。生ハムもブランド指定でOK!妊娠中に食べて良いもの、悪いもの
今回はイタリアの産婦人科で指導された、妊娠中に食べて良い物や食べてはいけない物について紹介しようと思う。 予想してはいたものの、日本よりも大分制限が緩かったように思う。 前回の記事はこちら↓ NGな食材...

結局私は食べることができず、夫と交換してもらうことに。

夫がいなかったら危うく私は空腹のまま13時間耐えなければならなかったところだ。

しかし交換してくれた夫曰く、このスモークサーモンは臭くて完食できないほど不味かったようだ。

これに懲りて帰りの便は魚オーダーをキャンセルしようと誓ったにも関わらず、忘れたおかげで再びクソ不味い魚料理が出される羽目になった。

とはいえこの記事を書いている現在(2022年2月)ではもう無くなってしまったアリタリア航空の懐かしい思い出なのだが。

心配していた長期フライトでのお腹だが、上空では頻繁に張って苦しかったが耐えらえないほどではなかった。

無事に日本に到着した後は美容院に行ったり友人に会ったりと、久しぶりの日本を満喫した。

また、日本では機能的で可愛いマタニティ服下着骨盤ベルトなど、イタリア製より日本製の方が良さそうなものを購入してイタリアへ持ち帰った。

これについては別記事で紹介したいと思う。

 

せっかく安定期なのに。イタリアに忍び寄る新型コロナウィルスの影

コロナウィルスとロックダウン

 

1月半ばに日本からイタリアへ戻ると、つわりが明けた私は再び美術学院大学に戻る気力が湧いてきた。

しかし大学では未だインフルエンザが流行中だったので様子見をしていた矢先。

今度は新型コロナウィルスが中国国内で猛威をふるい始めた。

そしてついに1月29日にはイタリアへの入国者からも感染者が発生した。

この時はイタリア政府がすぐに中国からのフライトを禁止し、その後しばらくはイタリア国内での感染者は発生しなかったのでこの時は安心していた。

逆に横浜に寄港したクルーズ船内で感染者が続出するニュースを見て日本の家族や友人を心配していたくらいだ。

まさかこの後自分が住むイタリアが新型コロナウィルスの激震地になることなど知る由も無かった。

それでも日々感染が拡大していく新型コロナウィルスのニュースに不安が募るばかりだった。

イタリア国内ではアジア人を狙った暴力事件もちらほら起き始めた。

安定期にできるだけイタリア国内を巡って2人の時間を満喫しておこうと夫と話していたのに、それどころではなくなってしまったのだ。

予定していたミラノへの旅行も諦めた。

 

安定期はおうちでパン作り

パン作り

 

つわりも無くお腹もまださほど大きくないので活発に動ける妊娠中期。

しかし呑気に旅行に出かける気分にもならず、家で私がハマっていったのがパン作りである。

↓コーンブレッドを焼いてみたり…

↓ビール酵母でハードパンに挑戦してみたり…

↓クリームパンを作ってみたり。

お腹の子供のために手作りで無添加な物を食べるようにしようと始めたが、家に引きこもってパンを作る生活をしていた結果。

体重が急増した。

 

妊娠24週(7ヶ月)。体重の急増と妊娠糖尿病の危機!(涙)

体重計

 

炭水化物たっぷりの生活に自分でも何となくヤバイ気がしてたが、体重を測ってみたら僅か3週間で3kgも増加していた。

恐る恐る妊婦検診に臨んだ結果…言い渡されたのが厳しい食事制限だった。

 

体重の急増と妊娠糖尿病の危険性

私の主治医のおじいちゃん先生は妊娠中に食べて良い物や体重についてはとても寛容だった。

と言っても前回1月の帰国直後の検診では0.5kgしか増えていなかったのもあるが…。

しかし今回は違った。

私の体重を見た先生は少し笑顔を曇らせて

「ちょっと増え過ぎだね」

と言ったのだ。

そしてこの調子で体重が増加してしまうと妊娠糖尿病に罹患するリスクも高まると言われる。

妊娠糖尿病…胎児が巨大児になってしまったり心臓肥大になってしまったりする可能性がある怖い病気だ。

ただでさえ私は36歳と高齢出産の部類に入るので妊娠糖尿病にかかりやすい。

先生にこの病名を出された瞬間に私はこれまでの生活習慣を反省することになる。

 

厳しい食事制限

これ以上体重を増やさないため、厳しい食事制限が言い渡された。

まず、甘いものは一切禁止。毎朝飲んでいたオレンジジュースさえ禁止された。

糖分を控えるため、朝・昼・晩に食べて良い炭水化物の量もそれぞれの規定量を守らなければならない

チーズも脂肪分が多いので禁止された。

ただでさえナマモノやカフェインが禁止されて好物が食べられない生活だったのに、さらに炭水化物や甘い物も食べられなくなってしまった。

せっかくつわりが終わったというのに美味しい物が何も食べられない。

そしてどこにも出かけられない中で唯一の娯楽だったパン作りまで出来なくなってしまった。

妊娠がこのような修行僧のような生活を強いられるとは聞いていない。

 

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