3月26日の妊娠糖尿病(OGTT)検査で妊娠糖尿病ではないことが分かって一安心してから2週間が経ち、4月に入った。
妊娠後期なのにこのままでは前回2月13日の妊婦検診から2ヶ月が経ってしまう。
しかし未だに新型コロナウィルスが猛威を振るっており、ロックダウンにより外出制限が敷かれていた。
前回の記事はこちら↓

ピークアウトした新型コロナウィルス
イタリアのコロナ感染者数は3月31日にピークを迎え、4月に入ると減少に転じた。
4月1日の首相令では、減少には転じたものの、封鎖措置を4月13日まで延長すると発表された。
感染者数が減少に転じたというニュースは、少なからず私達を明るく、前向きな気持ちにさせてくれた。
イタリア国家市民保護局(DPC)の発表の通り、その後は新規感染者数も入院患者数もどんどん減少していった。
4月9日の時点で封鎖措置(ロックダウン)は5月3日まで延長されたため、私達は引き続き外出が制限されていた。
妊娠31週(8ヶ月)検診
まだロックダウンの状態ではあったものの、この頃になるとコロナへの感染よりも妊婦健診に行かなくてはという気持ちの方が優ってきた。
夫に頼んで産婦人科のかかりつけ医の予約を取ってもらった。
2ヶ月ぶりの妊婦検診と先生との再会
4月16日。
前回の妊婦健診から2ヶ月以上が経ってしまった。
この時私は妊娠31週を迎え、8ヶ月の最後の週に差しかかっていた。
妊娠後期のお腹はさらに重く、胎動も活発過ぎるくらいに強く感じていた。
この頃になると胃と肺が圧迫されて息苦しく、就寝時は寝苦しくなってきた。
久々に訪れたクリニックはガラガラで、待合室には誰もいなかった。
恐らく病院側で予約時間にかなり間隔を開けるようにし、患者同士が会わないようにしているのだろう。
すんなり診察室に入り、久しぶりにかかりつけ医のにこやかなおじいちゃん先生に会うと、変わらず満面の笑みで迎えてくれた。
いつもは握手をする所を、今回は肘を合わせて挨拶した。
エコー検査。2ヶ月ぶりに見た息子の姿
いつものように雑談を交した後、まずは子宮口が開いてしまっていないか検査するため、久々に膣へエコーを入れられた。
全く問題無いようだった。
そしてお腹の中で元気良く動き回る息子くんとエコーで2ヶ月ぶりの再会。
もうエコーでは全体像が見えないほど大きく成長していた。
あまりに元気に動きまくるので上手く顔写真を撮ることが出来なかったのだが、一瞬見えた顔はお目々パッチリ。
これは確実に夫似だろう。
推定体重は既に2.1kgだそう。
現時点で既に2.1kgということは…出産時にはかなりビッグベビーになることを覚悟しておいた方が良さそうだ…。
そして先生から衝撃の事実を告げられる。
早く病院予約を!でも健康保険証(Tessera Sanitaria)が無い!!
先生は「出産日を暫定で6月半ばとしていたけど、1〜2週間早まりそうだ」と言った。
そしてさらに
「病院の予約を急いだ方がいい。帰ったらすぐにでも予約してね」
と言われてしまった。
1〜2週間早まるとすると、出産は6月頭!?
もうあと1ヶ月半しか無い!!
コロナ禍で引きこもっている間に出産予定日がそこまで迫ってきているとは…
のんびり構えていた私たちは出産準備などまだ何もしていなかった。
病院の予約をしようにも、予約に必要な健康保険証(Tessera Sanitaria)も無いのだ!
この後私達は出産準備に奔走することになる。
↓ブログ村ランキングに参加しています。ポチッと応援頂けると励みになりますm(__)m
次の記事はこちら↓

イタリア妊娠生活の記事一覧



























